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代表挨拶

皆さんこんちには。 黒田商会株式会社、代表黒田です。 この度は代表挨拶を見ていただき、ありがとうございます。 今から自分のことについて、約2500文字程度、述べさせていただきます。 すみません、少し長いので、お時間ある時に見ていただけますと幸いです。

「あ、これ、普通にやってても無理だな」

自分の実力ではどうにもならないと気付いたのは2011年の冬、大学三回生の時でした。 時は就活真っ只中。 大学生がせわしなく就職活動に勤しんでいる時です。 僕は摂南大学の学生でした。 2010年の秋から意気揚々と始めた就活は、開始数ヶ月後、2011年の冬に砕け散ります。 自分が入りたいと思う企業から、内定を取ることは不可能だと悟りました。 そう思った理由は、就職活動を始めてから気付きましたが、周りには大阪大学や神戸大学、同志社大学といった高学歴の学生しかいなかったからです。 話してみても、考えているレベルが圧倒的に違いました。 そこに摂南大学の自分。 圧倒的なハンディを背負っていることは、誰が見ても明らかです。

就活は、負け戦

次、そのハンディを覆すほどの、学生時代に取り組んだこと、研究活動、ビジネス経験があるのであれば話は別ですが、当然、僕にはそんなもの、ひとつもありませんでした。 摂南大学×取り組んだことなし。 あるとしたら、バイト、飲み会、趣味のバイクくらいです。 就活は完全に負け戦であることを認識し、「あ、これ、普通にやってても無理だな」に至ります。 当然、取った内定は0です。 全く知らない、入りたくもない企業から内定を取り、そこで働くという選択肢もあったと思いますが、それはあまりにも面白くないと思い、正攻法から外れることを決意します。 このタイミングは、人生においてのターニングポイントになったかもしれません。

正攻法ではなく、違ったやり方を

大きく方向転換し、知り合いを通じて、Webマーケティングをおこなう企業にてインターンシップを開始しました。 就活ではなく、インターンを通じて、実際の現場で経験と実力を伸ばすことに決めました。 それが2011年の5月頃です。 当時はインターンシップもそこまでメジャーではなかったため、比較的珍しい選択だったと思います。 それでも、自分には現場で実務を積みながら、ハードワークをこなしていくしか選択肢がないと考えました。 もう、大学も辞めてしまおうと考え、親と先生に「辞める」と伝えると、「黒田君は何かに騙されている、目を覚ましなさい!君は就職できる!」と言われました。 「そうか、自分の選択は、大人にはこんなにも受け入れてもらえないんだ」と思いました。 ただ、自分の意思は変わりません。 1年間休学し、復学することで折り合いをつけ、インターンにのめり込むことを決意します。

Webマーケティングの会社で朝から晩まで実務をやり込む

そして、更なるハードワークを求め、設立2年弱の、Webマーケティングを専門とする未来電子テクノロジー株式会社にインターンシップとして移ることになります。 未来電子テクノロジーはできたばかりのベンチャー企業だったので、朝から晩まで新規営業と既存顧客のサポートをおこないました。 社長、上司に恵まれた僕は、力を付け、新卒の倍以上は稼げるようになっていきました。 そして、先生、親との約束通り、1年の休学を経て無事摂南大学を卒業、同時に未来電子テクノロジーに入社することを決意します。 未来電子テクノロジーでは2014年頃からオンライン商談を開始し、お客さまと会わず新規営業と既存顧客のサポートを完結させていました。 この経験は今にとても活きています。 そのあと、営業統括責任者、執行役員もさせていただき、色々な経験を積むことができました。 未来電子テクノロジーの社長、上司には、感謝してもしきれません。

負荷のかからない環境でいいのか?

と、同時に、就活の時に感じたことと同様、「あ、これ、このままじゃまずいな」と感じるようにもなっていました。 なぜなら、自分にかかる負荷やストレスが少なくなっているように感じたからです。 それは、言い換えると、属する環境で、自分が「まだ底辺でいたい」という気持ちです。 20代後半、ここは負荷のかけ時だと考えた僕は、ここでも正攻法ではない選択肢を取ります。 それは、転職をすることではなく、自分の会社を設立することです。

正攻法ではない選択を取る

勤めながら会社を設立している人は、周りを見渡してもほとんどいませんでした。 つまり、これは、正攻法ではないので、するべきことだと考え、2019年6月に会社を設立しました。 会社を作ったものの、やはり勤めながら自分の会社でも売上を作ることはなかなか難しく、休眠中にしていました。 ただ、この時取ったアクションも、あとにとても活きてきます。

意思決定の基準は、負荷を大きくできるかどうか

時は流れ、2020年の1月、ふらっと遊びに行ったフィリピンで、現地で起業している同い年の社長に出会い、これがきっかけで8年間在籍した未来電子テクノロジーからLancom Solutions Training Center inc.に転職することを決めます。 未来電子テクノロジーからランコムに転職することは、皆さん大きな決断だと言って驚きましたが、自分にとっては負荷を大きくするための意思決定だったので、必然の選択だったのかもしれません。 来年(2021年)にはマニラに住まいを移す計画を立て、2020年8月からリモートで活動を開始しましたが、9月、10月と雲行きはどんどん悪くなります。 現地にいつ行けるのか読めない状態で、フルリモートを続けることはお互いにとって機会損失になると考え、ランコムを退社、2019年6月に設立していた黒田商会株式会社の活動を本格的に始動させることを決めます。 これが2020年12月のタイミングでした。

正攻法ではなく、普通とは少しずらして考える

振り返ってみると、上手くいったことは無く、失敗ばかりでした。 ただ、失敗や挫折を味わえば味わうほど、正攻法では無理なことを学びました。 皆が取らない選択を取り、普通とは少し逆で考えることの大切さです。 これは今、僕がとても大切にしていることです。 ・皆がやっていない、誰でもできることをおこなう
・当たり前におこなわれていることを疑う
・世の中の広告文の逆の言い方を考える
etc
Web制作、サイト運用においても、「少し違った表現」「ユーザーの負の感情に着目する」といったことができれば、無駄な失敗を回避することができます。 これらは、まさに、「皆がやっていない、誰でもできることをおこなう」に該当します。

「少しの違い」を生み出し続けること

黒田商会にできて、他の会社さんができないことなんて、ほぼ存在しないと思います。 しかし、「少しの違い」を生み出し続けることによって、黒田商会はありがたいことにたくさんのお客さまからWebのパートナーとして選んでいただいています。 自社で実践し、効果の出た施策をお客さまにも当てはめ、最大限Webを活用していただく。 それが結果としてお客さまの売上向上、コスト削減に繋がると考えています。 更なる向上心を持って、黒田商会を選んでくださったお客さまのお力になれるよう、誰よりも勉強し、精進いたします。 引き続きよろしくお願いいたします。

黒田圭一

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