目次
金額の大小よりも重要なコミュニケーションコスト
仕事を進める上で、コミュニケーションコストは重要な問題です。
一番大事と言ってもいいかもしれません。
例えば、
・質問の答えが返ってこない ・こちらの意図を汲み取れない ・表現が曖昧で何が言いたいかわからない
こういうことが多発するとプロジェクトが円滑に進まなくなります。
それは目に見えないコストとなり、結果全員に重くのしかかります。
ズレたコミュニケーションの一例
例えば、このようなズレているコミュニケーションが起こることはよくあります。
僕の質問は下記です。
◯◯についてわかりますか?
ズレている回答が下記です。
◯◯の件、承知致しました。
僕は『わかりますか?』と聞いているので、回答は『わかります』か『わかりません』になると思います。
『承知しました』という回答がおかしなことに容易に気付くはずです。
しかし、こういうズレたコミュニケーションを連発する人は少なくありません。
スキルや専門性よりも『プロジェクト推進能力』の方がはるかに大事
実は、スキルや専門性よりも『この人と仕事をやったら物事が問題なく進む』という『プロジェクト推進能力』の方がはるかに大事です。
しかし、この能力はあまり表からは見えない地味な部分です。
『一緒に仕事をしてみないとわからない』部分だったりします。
しかし、それらをジャッジできる要素は前段階から数多く存在します。
例えば下記のような要素です。
・誤字脱字が多い ・文章能力がない ・レスポンスが常に遅い ・すぐ電話をかけてくる ・質問への回答が返ってこない ・自分の意見を述べる前に質問をする
こういう方とは、その人が『どれだけ良い人であったとしても』一緒に仕事をするのは避けた方がいいかもしれません。
仕事を発注することは避けた方がいいかもしれません。
少なくとも、こういう方にサイト制作やWeb関連の何かを発注することは避けた方がいいですと僕は断言します。
自分で言うのもなんですが、私たちがお客さまに選んでいだける理由は特殊能力ではないです。
他の人よりも圧倒的に『物事を問題なく前進させる能力』が高いからです。
推進力のない人とサイト制作を進めると一生前進しない
サイト制作において『物事を前進させる能力』が低い人と一緒にすると、一生前進しません。
永遠に同じところをループすることになります。
それはとんでもない負荷、ストレスとなって自分に降り注ぎます。
プロジェクトを前進する過程において、相手が不幸になる負荷は与えずに、幸せになる負荷を与え続けることが大事です。
『負荷にも種類がある』なんて普通の人は考えないでしょう。
物事を前進させる時、関わる人全員に『幸せになる負荷』を程よく与え続けられるのが良いリーダーです。
『この人と仕事をやったら物事が問題なく進む』は地味ながら輝く素晴らしい魅力です。
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