目次
Web制作・運用で重要なこと
Web制作において重要なことを述べます。
これから制作するかもしれない人は是非制作会社との打ち合わせで参考にしてください。
今から述べることを理解しておかないと、何をどう意識して制作し、その後の運用をしていけばいいかわからないままになります。
それでは失敗確率が高まりますので、回避必須です。
「質が高い」「良いコンテンツ」の定義は何か?
Web制作において重要なことは、当たり前ですが、全てのページの質を高くし、良いコンテンツに仕上げていくことです。
で、ここなのですが、
「質が高いって何?」 「良いコンテンツって何?」
に答えられる制作会社、営業マン、ディレクター、デザイナーはいるでしょうか?
答えは「ほぼいない」です。
明確に回答できないところには、制作を頼まないほうが吉です。
答えはひとつではないでしょうから、正解を求めるのではなく「その人が持つ回答の根拠」をほじくっていく必要があるわけですね。
「質が高い」の定義
僕は【質が高い】をこのように定義しています。
「そのページのクリック率が高く、滞在時間が長いこと」
クリック率と滞在時間はどのように確認したらいいのか?についてはこちらの記事に詳細をまとめています。
この記事を見ならが自社サイトのアナリティクスを見れば大体わかります。
次【良いコンテンツ】の定義。
「良いコンテンツ」の定義
「そのページを見た読者が、こちらの望む行動を取ってくれること、取らせられること」
質が高いかどうか?良いコンテツかどうか?
これは「あなたの主観」で判断されるものではない。
「数値で」判断していくものです。
こう考えると、Web制作は、クリック率や滞在時間、コンバージョン率をほんの僅か高めるために、どれだけこだわれるか?が超大事ということがわかります。
むしろ、それが全てです。
もちろんこれは制作したあとの運用にも全く同じことが言えます。
ですので、永遠の課題とも言えます。
1ミリの向上にこだわる制作を10万でできるのか?
これらのこだわりは当然価格に反映されます。
10万や30万で1ミリの向上に命をかける人たちが従事できるわけないんです。
当たり前に100万、300万、500万になります。
僕は8年間Web制作に携わってきて、もう無意味な制作と薄っぺらい資産性0のサイトに嫌気が差したから、そういうサイト制作に携わることをやめました。
そういう考えを持つと、お客さまから高いお金を頂け、お客さまからより感謝されるようになりました。
判断基準は「エンドユーザーにとってどうか?」が全て
当然、こちらのサービス提供の仕方も変わりました。
判断基準は「お客さまのお客さま、エンドユーザーにとってどうか?」であり、仮にエンドユーザーのプラスにならないのであれば、お客さまが「こうしたい」と言っても断固NOを示します。
今後Webの重要性は高まる一方ですから、発注側も制作側もリテラシーを高めていく努力が必要だなと思います。
怠けた瞬間、置いていかれるか、変なサービスを掴まされます。