黒田商会株式会社
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納期の後ろ倒しを許容してはいけない

サイト制作をやっていると、制作途中でお客さん側もこちらもしっくりこない時があります。

そのような時、お客さまはこう言います。

良い物作りたいので完成は伸びても構いません

これ、断言します、絶対にダメです。

完成は伸びても構いません』を許容すると、良い物どころか、酷いものが出来上がります

これ、制作あるあるです。

しかし、皆さんこれに気付いていません。

気付いていたとしても、完成時期のあと伸ばしを許容してしまいます。

これではWebディレクターの価値がないと僕は考えます。

 

決められた期限があるこらこそ良いものができる

ディレクターは現場の総監督です。

全ての意思決定権を持っています。

その総監督が納期を妥協したら絶対にダメです。

良い物とは、限られた時間の中で脳汁を垂れ流すから出来るんです。

建築現場で納期が1週間、1ヶ月遅れたらどうなるか?

とんだ損害ですよ。

なぜこれがWebになったとたんゆるゆるになるのですか?

リアルな現場でもWebの現場でも本質は同じです。

Web制作、ディレクションにおいて納期は命です。

最初に決めた納期は絶対にズラしてはいけません。

しっくりこないから納期を伸ばすは絶対にダメです。

 

決定権はお客さまではなくディレクターが持っている

決めるのはディレクターです。

お客さまではありません。

だからこそ決定には明確な意図と目的を持って、常に説明責任を果たしていくことが重要です

それがお客さまからお金をいただく価値でしょう。

決めるのはお客さまだと思っている提供主側が多すぎます。

決めるのは僕たちです。あなたです。

こういう意識で仕事した方がプロ意識が出ていいですよね!という話です。

著者情報

黒田商会株式会社
代表取締役 黒田圭一
Web制作・運用コンサルティングに特化した専門会社。独立後、営業活動0、商談のために自ら取得したアポイント0で、20社以上のサイト制作・運用コンサルティングを半年間で実施。モットーは「皆がやっていない、誰でもできることをおこなう」。 Facebookでフォローする