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「とりあえず打ち合わせ」の終焉
「打ち合わせをして話をまとめる」に価値がなくなってきています。
今は「打ち合わせをせずに話をまとめる」に価値がある時代です。
「打ち合わせファースト」な時代は終わりつつあります。
最近、本当にそう感じます。
顧客先への訪問を重ね、打ち合わせをおこない、より「やった感」を得る時代から「いかに打ち合わせ回数を減らし、物事を進行させるか?」が大事な時代への変化です。
意味のないことをやめる
実は、打ち合わせや意味のない対話を減らすには、
・本質的な問題にフォーカスする技術 ・自分の考えを明確に述べる発信力 ・端的にまとめる文章力
など、多くのスキルが必要です。
だから、自分が「とりあえず打ち合わせ」や「とりあえずミーティング」、また「とりあえず質問」をしたくなったら、一旦止まっていただいて「これ、本当にやる意味ある?」と問いかけてみてください。
その「了解です!」や「確認します!」という返信に意味はありますか?
多分、ほぼ意味はありません。
意味がないことをやめましょう。
やらないことを決める
大事なことは、やることではありません。
やらないことです。
やらないことを徹底的に決めましょう。
僕は「アポを取ること」をやめました。
だから、今日、逆にアポを取ってお客さまと対話してみました。
確実に、あり得ないくらい、その時間のクオリティが上がっていることを感じました。
理由は、アポを取らないでも話せる内容は既にアポ以外の時間で済んでいるからです。
それはイコールアポの時間が濃密になることを意味します。
非合理なことを楽しむ
今は従来の逆側に価値がにじみ出る時代です。
意味のないことをやめましょう。
その上で、逆説的ですが合理的に考えたらとことん非効率・NOであることを楽しみましょう。
例えば、子育ては合理的に考えれば考える程NOです。
労力がかかりすぎます。
ペットを飼うや、キャンプ等も合理的に考えれば非効率・NOでしょう。
だからこそ、意味のないことをやめ、合理的に考えたらNOなことを楽しみましょう。
「どっちやねん」と思われるかもしれませんが、
・意味のないことをやめる
と
・非合理なことを楽しむ
は似て非なるものです。
それが超多忙な現代人には必要だと思いますね。
▼参考記事
これからの時代は「やらないこと」を決めることが重要