黒田商会株式会社
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  4. 顧客が本質的に求めているものは何か?結論:進むべき道標

「おれはどうしたらいいの?」を示し続けること

顧客が本質的に求めているものは全て「おれはどうしたらいいの?」です。

顧客はそれに対してお金を払っているといっても間違いじゃないです。

なので我々Webディレクターは常に「おれはどうしたらいいの?」を示し続けてあげることが大事です。

それ以外の要素はばっさり切り捨てましょう。

逆を言うと「おれはどうしたらいいの?」を示すことができなければ、顧客は不安になり、我々を信頼することができなくなり、取り組みは失敗に終わります。

 

お金は安心感とスキル値の高さに対して支払われている

顧客は我々に頼んだからといって売上が簡単に増えるなんて思っていません。

思っている人はクレイジー5%なので排除でOKです。

かっこいいサイトも整理された記事も特に望んでいません。

「望んでいない」は言い過ぎかもしれませんが「本当に大切なもの」ではありません。

なのでそれに対してお金を払っていません。

お金は「おれはどうしたらいいの?」を示し続けてくれる安心感とスキル値の高さに対して払われています。

 

顧客の進むべきの道標を示し、リーダーシップを発揮すること

全員、顧客に対して「おれはどうしたらいいの?」を示し続けてあげてください。

それができれば時間はあきかつ単価は上がります。

できなければ顧客は素人の意見を言わざるを得ないので、手段ばかりに目が向いてしまいます。

手段の話をマシンガンのようにされた我々は振り回され、時間的にも精神的にも疲弊します。

しかし、それは「あなたは次こうすべきですよ、次はこれ、その次はこれ」と顧客の進むべき道標を示さなかった自分の責任です。

常にリーダーシップを発揮すること。

お客さまを迷子にさせないこと。

そういう意識を強く持ち仕事に従事することが大事です。

▼参考記事
お客さまは強烈なリーダーシップを求めている

Webディレクターは『クリエイターとお客さまのコミュニケーションエンジン』である

物事がスムーズに進むコミュニケーションには型がある

著者情報

黒田商会株式会社
代表取締役 黒田圭一
Web制作・運用コンサルティングに特化した専門会社。独立後、営業活動0、商談のために自ら取得したアポイント0で、20社以上のサイト制作・運用コンサルティングを半年間で実施。モットーは「皆がやっていない、誰でもできることをおこなう」。 Facebookでフォローする