黒田商会株式会社
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  4. 「やらないこと」を決め特化性を見出そう、自分を際立たせよう

「やること」ではなく「やらないこと」の方が大事

『やること』ではなく『やらないこと』を決めることが大事だと考えています。

冷静に世の中を見ると、今は『大副業時代』と言ってもおかしくない程、1人1人が何かしらの商売をやっている・やろうとしています。

これは【買い手<<<売り手】という構図を表すことになります。

つまり、買いたい人1に対して、売りたい人5の状態です。

ではこの時、買い手はどの売り手を選ぶのでしょうか?

答えは簡単です。

前の買い手が選んだ売り手』を選びます。

選択肢が増えれば増える程『人は選べなく・決められなくなる』。

▼参考記事
【現代人を理解せよ】表の欲求ではなく裏の欲求に貢献すべき

 

売れる人と売れない人の二極化時代に突入する

今後、売れる人は売れ、売れない人は売れないスパイラルに入っていきます。

ここで考えてみましょう。

新しく自分で商売をする人は『やること』を決めて戦っていけるのでしょうか?

『やること』を決める人は、概して『今後○○、○○、○○、他にも○○分野も総合的にサービス提供していきます』というような言い方をします。

自分が自分という『人』の要素だけで仕事が取れるならOKかもしれませんが、そうでないのであればこの言い方では仕事をいただくことは難しいでしょう。

何の分野に精通しているかわからないですからね。

心からその専門分野にハマっていない人に、人は頼み事なんてしたくないでしょう。

 

「やらないこと」を決めたら何に特化しているか明確にする

『やらないこと』を決めましょう。

『やらないこと』を決めたら簡単『○○だけ特化してやります』と言えばOKです。

『○○以外はやりません、○○だけやります』と言えばOKです。

仕事の、子育ての、生き方のキーポイントは『やること』になんて何も存在していません。

キーポイントは常に『やらないこと』に存在しています。

 

「やらないこと」リストと仕事を受ける判断基準

今年1年『やらないこと』を決め、徹底してきました。

・本は読まない
・返信はしない
・アポは取らない
・新規営業はしない
・外食は肉以外食べない
・Web制作・運用サポート以外でお客さんからお金をいただかない

仕事を受ける時は、

①相手が望んでいる
②自分ができる
③自分がやりたいと思う

の3つを全て満たしている時のみと決めています。

どれか1つでも欠けていたら、仮に1億の仕事でもやらないと決めています。

逆に、3つ揃っていたら、利益がなくてもやります。

明瞭判断です。

 

「やらないこと」を決め自分を際立たせよう

さあ、『やること』なんて放棄して、とっとと『やらないこと』を決める生き方にシフトしましょう。

それが『自分という人間』を最も際立たせるポイントでしょう。

▼参考記事
「とりあえず打ち合わせ」時代の終焉、意味のないことをやめる、非合理を楽しむ

これからの時代は「やらないこと」を決めることが重要

著者情報

黒田商会株式会社
代表取締役 黒田圭一
Web制作・運用コンサルティングに特化した専門会社。独立後、営業活動0、商談のために自ら取得したアポイント0で、20社以上のサイト制作・運用コンサルティングを半年間で実施。モットーは「皆がやっていない、誰でもできることをおこなう」。 Facebookでフォローする